LED判断基準
光を見て、商品を触ってみると、感覚的にダメだとわかる製品もあります。違和感や不快感を感じたら、自分の感覚を信じて採用しないほうがいいでしょう。不快適ならば、いくら省エネでも作業効率が落ち、導入の意味がありません。数値的には演色性が70以上の物を選び、また色温度が高過ぎる物は避けた方が良いでしょう。
カタログなどにスペック表の根拠となるデータやLEDメーカー名・PSEなどの提示を求めてみてください。とくに海外の場合は要注意です。国内の検査機関の評価を受けていないところは避けたほうがいいでしょう。また官公庁の入札実績も判断材料になります。
AC/DC電源がどのような設計・構造・特性になっているかを確認しましょう。 AC/DC電源が原因で、チラつきなどが発生する場合が多くあります。
全出荷品を対象とした点灯試験を行っているかどうか、聞いてみましょう。ちなみに当社製品は全品72時間の点灯試験を実施しています。
無償でサンプルを貸し出すなど、テスト点灯をさせてくれる会社を選ぶことです。製品に自信があればある程度の期間でも応じてくれるはずです。
日進月歩でLED開発が進んでいます、長すぎる投資回収期間は考えものです。6年を目安にするとよいでしょう。弊社製品なら条件によっては2年10ヵ月で既存蛍光灯を上回るコストメリットが出せます。
LED照明には、電球交換の工事費削減や虫がつかないなどのメリットもあります。また、改正省エネ法のエネルギー消費量の削減に有効です。総合的な判断をオススメします。
※ コストには初期灯体価格+電気料金+交換ランプ価格+交換作業費が含まれる。点灯時間12時間/日、点灯日数30日/月、電力単価24円/kWh、交換工事費2,000円/本で試算。
◎「適応新基準」て何?(平成24年3月現在)
・日本工業標準調査会
TS C 8153「照明用白色LED装置性能要求事項」
・日本照明器具工業会
JIL 5006「白色LED照明器具性能要求事項」
・電気用品安全法
・電気設備に関する技術基準を定める省令
・日本工業規格(JIS)
JIS C 8105-1
JIS C 8105-3
JIS C 8152
JIS Z 9110
JIS C 8147-2-13
JIS C 8153
JIS C 8154
日亜化学工業株式会社
※LED製造元だけでなく特許侵害LEDを使った製品を製造したりその製品を販売しても訴訟の対象となります。